2002年12月より多くの皆様より講演を考えたいからホームページを見たいと温かいお声を頂くなかで私の思いをご紹介させて頂きます。時々ご覧頂けましたら幸いです。

-2004年 10月分メッセージ-

栃木・小山市
 二児殺害事件を考える


 小山市の幼い兄弟の一斗ちゃんと、隼人ちゃん、両親が離婚してからは一度も「お母さんは…」と言った事がないそうです。我慢していたのでしょうね。
 殺害された十日程前にお母さんの写真を見せたら、肌身はなさず身につけていました…とお父さんがインタビューで答えていました。
「肌身はなさず身に付けていた」と聞いた時は涙が止まりませんでした。
 虐待され、橋の上から生きたまま投げられて殺害された幼い兄弟の顔は、はれ上がるくらいたたかれ、そして殴られても助けてくれる人もなく、ハイハイと怯えながら耐えていた…といいます。
 逃げる事も、反抗する事もできない無抵抗の幼児。子どもは、わがままと思い込んでいる人も少なくありませんが、大人よりとてつもない我慢強さがあります。子どもは、心が真っ白です。親の生活のクセと心のクセをコピーして一人の人間になるのです。
 この事件から、何を学習するかです。小さな子どもの我慢強さ、忍耐強さでしょう。「お母さんは…」と親が困ることは言わない…人間の心の奥には、平等に「愛、思いやり」があります。親の生活習慣が心の中にあるプラスやマイナスを引き出すのです。親が基本です。子どもを生んだ以上は、子どもを守り切ることでしょう。自分から逃げて、親の都合のいいように、楽ばかりを追い求め思い通りにならないと離婚では、犠牲者ばかり増えるでしょう。
 ナポレオンの名言に、

  「子どもの運命はつねにその母がつくる」

とあります。

 わがままで結婚して、わがままで離婚する。親の生活が川の流れのように、人生の流れを作るのです。
 三度の食事をして幸せを求めるならば、子どもの責任を取る事が自分の人生にも大切な事でしょう。
 運が悪いのではなく、生活のクセに気付いてないだけでしょう。
 親しか出来ない事があります。地域しか出来ない事があります。そして、児童相談所しか出来ない事があります。

2004年10月 内田玲子

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