めんどくさい?
☆あるお母さんからの相談☆
あるお母さんからの相談
■相談者
娘は今、中二ですが、不登校になり、いろいろな所に相談に行くのですが、まったく動きません。
このまま引きこもりになるのではと思うと、私の方が夜もなかなか寝れません。
●内田
そうですね、心配でどうしていいかわからないのでしょうね。
娘さんが不登校になるまでは、お母さんにたくさんのシグナル(SOS)を送ったと思いますよ。
お母さんが、幼児期にどのように関わって来たかが、思春期にブーメランになってかえって来るのですよ。
心の中でアッと思う事はありませんか?
■相談者
実は、娘を三才までおんぶしていました。
チョロ・チョロ歩かれると、仕事が出来ないし、おばあちゃんもうるさいので、私の体にくくりつけておけば、動きやすく、めんどくさいからついおんぶしたのです。
●内田
子どもの発達はめざましいものがあります。
三才までに人間としての基本を、親がどのようにコピーさせてやるかです。
一番発達する時期に、チョロ・チョロ歩くとめんどくさいからといって、おんぶで行動をしばっているのですから、当然思春期には、ブーメランで答えが出ますよ。
親が育てたように育つのです。
三才までに人間として生きる力をつけてやるために、生活習慣の基礎が大切です。
生活習慣の基礎を身につけた子どもは、心身の発育、発達が著しく、おもしろいくらい目を見はるものがあります。
この時期に子育てを学問化して、いろいろな事を詰め込みすぎると、まだ三才・四才というのに心がこわれている子もいます。
いろいろ覚えたり、基礎が形成されている時に、「もしや天才になるのではないか」と親はいろいろな塾に通せる事があります。
親が自分の生活のクセを認め、心の中に根がある事に気づかなければどんな人にカウンセリングを受けても答えは出ないでしょう。
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