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-2008年 10月分メッセージ-

子どもの未来に今、伝えたいこと 生きる力

 このままで、子どもの未来は、大丈夫でしょうか?
 一人一人の心の中に答えがあります。
 だれもが不安ではないでしょうか。

 それでは、どうすればよいのでしょうか。
 今の青少年を見れば、わかると思います。自由をはき違え、自由は自分勝手でいい、ルール・マナーは守らない。
 このままでは、不安です。
 フレーベルの名言に
「子どもは三才までにその一生涯に学ぶすべてを学び終わるのである」
 子どもは、誕生したその日から親の生活のクセや心のクセをコピーしています。
 やがてお座りをして、ハイハイして、一歩あるく、この大切な時期に生きる力がつきます。すべての人間は、朝になったら起きて、夜になったら寝て、三度の食事等……。
 生活の基本を心にすり込まれている子は、生きる力の根がつきます。
 親優先の生き方は、子どもに生きる力はつかないでしょう。
 「生まれたばかりの赤ちゃんにわかるはずがない」と言って寝たい放題・言いたい放題。「今の世の中自由だから」と言い、自由は楽が出来ると勘違いして朝も起きない、朝食も自分が食べたくないから作らないでは、生きる力はつかないでしょう。
 子どもは皆、一才は一才なりに、二才は二才なりに通過するのです。この通過点には、親の怒った顔や笑った顔を心にすり込んで行くのです。
 いつもガミガミ怒った親の顔を見ている子どもは、笑わない無表情の顔になる事があります。生活の法則です。親の通りに育つのです。
 子どもは二才〜三才の頃に「イヤダ」と言う言葉を覚えます。

≪基本をつけようとする親≫
(親) ごはんにしようね
(子) イヤダ
(親) おいしいよ
と言えば食べると言うでしょう。

≪自由は楽と思っている親≫
(親) ごはんにしようね
(子) イヤダ
(親) 食べないの、食べないんだったら捨てるよ

 お母さんが寝たいだけ寝て「食べなさい」と怒るだけでは食べないでしょう。お母さんが、朝はダラダラ自分に負けていると、子どもに生きる力はつかないでしょう。その時子どもにためされ、思春期になるともっと大きな事でためされます。
 基本が出来ていないと、何をやっても崩れます。心にスイッチが入り、気づいた時から間に合います。
 生活の基本をくり返し、体が覚えるまで、答えが出るまでやるのが親の役割です。
 お金があるから許される事はありません。
 生活の基本をやった程度の答えしか出ません。
 これからの日本を案じるのならば、子どもの未来に伝える事は、人間としての生きる基本を伝えるべきでしょう。
 人類が続く限り同じ事がくり返えされるのです。
 幼児期に親がどのようにかかわってきたかが、思春期にブーメランのように戻ってきます。



2008年10月 内田玲子

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