大人になりきれない親
1 例
雨降りの日に3才の園児が、傘をさして園に来ました。
■園長先生:お母さん、傘は目をつく事があるので園では、子供
の安全の為に、レインコートでお願いしてあるので
すが。
●お母さん:園長が、勝手にきめたの?
■園長先生:子供の安全の為に、レインコートでお願いしてあるのですが。
●お母さん:園長が決めたんでしょ。この子が、傘をさしたいと言うから仕方がないでしょ。
へりくつでねじ曲げて行く親が、多いと言われています。
自分のやっている事、間違っている事を認めず、正当化する為に押
し通すようでは、日本はまだまだ荒れると思われませんか?
2 例
ある園にお父さんより文書が届きました。
お父さん:担任に毎日のように暴言を吐かれ、いじめを受けている、蹴を入れられたり、ほっぺをつねられたり、「おまえなんかきらいだよ」と言われている。
と、言って園にこられました。
園長先生も担任の人柄を知っていますので、「園に10年以上も勤め情熱あるやさしい人で、保育者として最高の人ですよ」と言うと、「園長もわからない人間」と言って、県庁へこの文章を持って行き、たいへんだと、言われていました。
親の育てた通りに育っているのです。
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