義務と権利

最近は、自分のやるべき事もやらず権利ばかりを主張する人が多くなりました。中学生、高校生で授業に平気で遅れてきて、プラプラ来る生徒に、「時間までに来いよ」と言えば、「うるせい、誰が決めたんだ」と開き直るそうです。警察に補導された少年の親に「子どもさんを補導して警察に居るので迎えに来て頂けますか」と言うと、「パトカーで送って来て!」と言うそうです。親が育てたように育っているのです。親としての義務も果たさず、自分の都合のよいように主張すれば、子どもは親の生活をコピーしますので、自分の意見しか言えない子になるでしょう。そのような子どもが学校を混ぜるのでしょう。
歴史は繰り返され、子どもは親と同じような子を世の中に送り出すでしょう。運が悪いのではないのです。園や学校に講演に行きますと、学校や園に要求や権利ばかり主張する保護者は何かある時は、「誰よりも先に文句を言いに来る」と言われています。このような親に育てられた子どもは、よくトラブルを起こすそうです。
幸せを求めるならば親として一日の初めの義務は子どもより早く起きて、朝食を作り食べさせて送り出す事でしょう。
朝は、眠たいからと義務も果たさず権利だけを主張したのでは、人間としての役割を果たせないでしょう。