中津川の中二殺害事件を考える

また、考えられない事件が起きました。中二の少女が交際していた高一の少年に殺害されました。犯人の少年(十五歳)は、警察の調べに対して、「最初から殺すつもりだった」と答えたと言います。
恐ろしい事です。青少年の事件は、後をたちません。
青少年で事件を起こした子達は、「さみしい、家に居場所がない」と言い、家族の愛に飢えています。
青少年のさまざまな問題は、犯罪や非行、ひきこもりなど根は家族の愛が欲しく、さみしいのです。シンプルでよいのです。それを難しい言葉や理論で、より一層難しくしているように思います。
家庭崩壊、教育の崩壊の結果が、現在の答えだろうと思います。
教育の結果は、必ず十年後二十年後に出てきます。難しく立派な言葉で子育て論を語らなくても、いつでも誰でもどこでも出来ること、シンプルでよいのです。親の生活のクセで育てたように育っているのです。
親も、指導者も気付かなければ、教育の根は取り戻すことはできないでしょう。子育てを難しくした為に、何が原因なのか、みなどうしてよいか分からないのではないでしょうか。
基礎、基本を教えることもなく、オハシの持ち方が分からないうちからいろいろな事をギュギュ詰めにしたのでは、生きる力はつかないでしょう。