生活のクセの一例(マイナス) 少年は逮捕されたが…
19歳の女子大生が、当時17歳の少年に殺害された。
現在二十歳になった、少年は逮捕されたが、取り調べに「人を殺すつもりで家を出た」と言っています。
「やる」と心が決まった時は、その心を変えることは難しいでしょう。腹が決まるまでには、何度も何度も、考え直すチャンスはあるのですが、少年のように、とことん行くこともあります。運が悪いのではなく、親のマイナスに考えるクセが、子どもにコピーされているのです。
親の育てたように育ちますので、小さい頃から、怒られ、驚かされながらの子どもは、不安と不満が体にコピーされているので、自分はダメ人間と思うようになり、どんどん引っ込み、勇気が失われて行きます。
今度は親や人を恨むようになるでしょう。
何でも、あきらめるようになります。「俺は、どうせなにも出来ない」と最初からやろうとしなくなります。
家の中は練習場です。生活の中で、一つ一つ、プラスをかけていると、受け止め方がプラスのクセになるでしょう。答えは生活の中にあるのです。
リンカーンの名言に、
「たいていの人々は、自分で決心した程度だけの幸福になれる」とあります。
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2005年9月 内田玲子
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