4月のスタートに
皇太子さまの会見のとき、3歳の愛子さまに、食事の時に「いただきます」「ごちそうさま」を教えている…とおっしゃっておられました。今、日本は生活の基本が崩れています。どの県に講演に行きましても、今のお母さんは、公共性もなく、言う事はきかない、これからの日本がどのようになるのか心配と言われます。ある県の高校生への講演のとき、校長先生が次のような事を言われました。
「自由保育を受けた子達が今の高校生。何をするのも自由だと言い、人間としての最低限のルールが守れない。
学校が、始まる時間にダラダラと平気で遅れてくる。「遅れないように来なさいよ…」と言えば、「誰が決めたんだ」と言い、床に座って食事(お弁当)をするので、「自分の席で食べなさい」と注意すると「オメエ(教師)に決められたくない」など…
人間としてのルールも守れない子供は、自由自由といい、親は仕方ない仕方ないと言い、このままでは犯罪ばかり増えるでしょう。
人間の基本を親は、あきらめないでしっかり教えるべきでしょう。学歴や、資産があっても、人間の基礎、やって良い事を家の中で教えるべきでしょう。
人間の基本を教えないうちに、オハシの持ち方もわからないのに、英語や算数を教えているようでは、困ることも起きるでしょう。教育は100年かかります。うわぬりばかりするよりも、第一は、家庭教育、ここに、梃入れをしない限り、むずかしいでしょう。
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